表面処理で、いちばん錆びにくい、密着性がよい、のがカチオン電着塗装という処理方法です。
車などの下地にある塗装であって、アーム類や一般生活品から産業機器などに幅広く使われています。
この効果あって、コストも手ごろな事もあり今やカチオン電着塗装は当たり前となっております。
アルカリ脱脂〜焼付け乾燥までの一貫した自動ラインになっています。
カチオン電着塗装とはエポキシ樹脂を元に塗装をしますが、通常に考えられる塗装方法とは違い、電気メッキのように製品を塗料に沈没させて電気を流し、還元作用によって形成される方法です。
メリットとして、密着性・防食性が非常に良い事、そして膜厚は20μm前後(MAX30μm)・どの塗装面を膜厚測定しても誤差がおきない事が最大の特徴です。
電極
電極
メッキは金属を電気によって還元させる方法ですが、カチオン電着塗装とは樹脂を電気よって還元させる事です。簡単に考えれば、メッキの金属を樹脂に変えてある状態と思えば分かりやすいかと思います。その樹脂の中でも密着性・硬度・耐食性に一番優れている樹脂を使用しております。だから、車のボディーや下回りに使ってあります。そう思うと、分かりやすいですね!!
昭和後半に出来たカチオン電着が車のボディーに入るようになり(ボディー表面は下地に・下回りはカチオン電着のみ)古くなっても錆が発生しなくなっております。
懐かしく思い昔の車は凄く良いのですが、気になる所はフェンダーやパネル際の錆状態です。その錆状態がまた一見良く見えたりします(1960〜70などあたりの車など)しかし、鉄の合成によって走っている車は確実に痛んでおります。
場合によっては運転に障害を及ぼす場所に影響を及ぼす場合もあります。下回りが特に影響される訳でタイヤの付いているアームブラケットやOILラインなどにも穴をあけてしまう事もあります。
その救世主となったなったのが、このカチオン電着塗装と言う方法です。
各社車メーカーは確実に進化し防錆として厳しい規格を出し、それに対応する塗料を開発され、私共はその塗料を一番良い状態で安定した塗膜をコーティングする会社であります。